桃スイーツや桃メニューを体験!

福島市が誇るフルーツの魅力を全国に発信!「ふくしまピーチホリデイ」

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取材日:2022年9月16日

全国2位の生産量を誇る桃の産地、福島市で開催されている 「ふくしまピーチホリデイ」が人気を集めています。 市内各所の飲食店や宿泊施設で、規格外の桃を使ったさまざまなメニューを味わえるイベントです。

ハー・ストーリィでは、女性視点マーケティングのノウハウを提供することで、お客様目線の企画やイベントができるようお力添えをしました。
コラボ企画のテーマ
女性客をターゲットにさまざまなイベントや企画を実行するも、思うように効果が出ない現状がありました。今回、女性視点マーケティングを学び、顧客ペルソナを作成し、お客様の立場に立った企画やイベントができるようにしたい、というご要望がありました。
まず、2022年2月~3月に、ハー・ストーリィのペルソナワークショップに参加していただき、3日間かけて来訪者のペルソナを設計しました。

研修での学びや設計をしたペルソナを共有したら、参加事業者が一気に増えたといいます。参加者は、飲食店や宿泊施設など、60以上にのぼりました。

福島市の観光Webメディア「福島市観光ノート」は、特設ページを設けた8月期のアクセス数が44万PVを記録!それまで過去最高だった22万PVを大きく超える結果となりました。

対象商品を購入して各店のシールを3つ集めると懸賞に応募できるシールラリーは、わずか3日間で200名以上の参加があり、一週間でシール台紙を追加発注しました。

シールラリー

福島市観光コンベンション協会、プロモーション担当の金澤千裕様は、反響の理由を「来訪者のペルソナが明確になったことが大きいのでは」と語ってくれました。

同協会副長の横葉純一様は「最大の成果は女性視点マーケティングの重要性を理解でき、ピーチホリデイという名称や施策を考え出したことです」と話してくださいました。

当初は「WorldPeachFestival」という名前で進んでいましたが、ハー・ストーリィのワークショップに参加した後に改めて名前を見直すと、男性的な発想の名称だと感じた、といいます。

ペルソナや女性視点についての学びを活かし、JR福島駅西口改札前の飲食店内に設けた桃のジューススタンドや、隣にある観光案内所の内装、Webサイトなども、思い切って女性を意識したビジュアルに振り切りました。

ピーチホリデーHP

これからについて伺ったところ、「今後5カ年計画で、さまざまな女性に刺さるコンテンツを作っていき、最終的には夏の風物詩として定着させることを目指したい」と語ってくれました。

ふくしまピーチホリデイHPはこちらから

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