スーパーマーケットの顧客は女性が約7割。「ベイシア」の戦略に迫る!
- rkikkawa
- 2023年8月13日
- 読了時間: 2分
更新日:5 日前
取材日:2023年3月10日
群馬県を拠点に、関東中心に約130店舗のスーパーマーケットストアを展開する株式会社ベイシア様。
ベイシアの
「For the Customers」の企業理念に立ち戻る
ため、ハー・ストーリィは社員へのインタビューをはじめ、
顧客の実態調査やターゲット・ペルソナ策定や、大田原店のリニューアルに向けて、女性視点での店舗プランニングなどを担当
させていただきました。

コラボ企画のテーマ
スーパーマーケットは顧客の約7割を女性が占めており、店舗で働くスタッフも女性の割合が比較的多いにもかかわらず、組織に目を向けると店舗運営の意思決定や棚づくりに携わっているのは主に男性で、顧客ニーズを掴みきれていないのではという課題があり。
この課題を解決するために、ベイシア様にはハー・ストーリィが30年以上かけて培ったノウハウである「女性視点マーケティング」を実施しました。
まずは、ベイシア様の理念である「より良いもの」を「より安く」の強みを強化するため、顧客データの分析や直接のインタビューを実施しました。
そこから、顧客像と購買行動傾向を“見える化”していきました。
コラボ企画を通して、「ご来店くださる女性がなぜベイシアを選んでくださったのか・どういう家族構成でどのような商品を求められているのか、といった顧客像と生活スタイルが明確に見えてきました」と語るベイシア様。

コラボ企画で使用した資料とお客様用のまとめ買いカート
今回、ハーストーリィとのコラボ企画を通し、「顧客像をはっきりと洗い出したことで、社内でも議論を深め、共通理解がつくれたのは大きな成果。特に、売場周りや現場で働くスタッフとの議論も重ねたことで、お客様への理解も深めることができました」とも話してくださいました。
加えて、お買い物自体を楽しんでもらう“食のテーマパーク”を実現するため、「Foods Park(フーズパーク)」という新業態を立ち上げたベイシア様。 その背景には、コロナ禍を経験し、食品スーパーに求めるお客さまのニーズが大きく様変わりしたことも理由にあります。大田原店は「Foods Park」の記念すべき1号店となります。

たしかに、普段スーパーにお買い物をしに行く立場からみると、売場の雰囲気やディスプレイのワクワク感を合わせて楽しめることも大切ですよね。
今後の方針について伺ったところ、女性視点マーケティングを会社全体に浸透させていきたい、と話してくれました。
株式会社ベイシア公式HPはこちらから
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